桃の剪定は、1~2月の落葉期に行います。
落葉樹は休眠中に剪定するのが一番ダメージが少ないのです。
桃の剪定のポイント
•日照不足に敏感なので、主枝が重ならないようにする。
•前年の枝の中間部に花芽と葉芽ができるが、切り返し剪定の時に葉芽を2~3個残す。
•車枝、内向枝、徒長枝を切り取る。(上に伸びる枝は木ばかりが太くなり良い実をつけません。)
•残った枝の1/3を切り返す。
剪定方法
・基本的に各枝に日光がよく当たるように剪定します。日光が当たらない枝は勢いが悪くなり、枯れてきます。
・花芽のついている枝は、収量を上げるため出来るだけ残し、 枝が重ならないように紐で誘引しましょう。
・その上で弱い枝、日光をさえぎる枝、垂れ下がっている枝などを切除します。
・枝の背中から真上に向かって出ている強い枝については、 その枝の日焼け防止のため1~2芽を残して切除しましょう。
・横に長く伸びている強い枝については1/3程度を切り詰めたり、 葉芽のところで切除しましょう。
*必要な側枝は、主幹のまわりに平均になるように配置し、 過密になったり重なりあったりしないように注意して、
樹形を整えていきましょう。