アオキは、葉はもとより枝も緑色をしているので青木と名づけられました。
(ミズキ科: アオキ、 青木)
アオキの剪定は、基本的に春先の4~5月が良い時期ですよ。
これくらいの時期になると、自然に古葉が落ちてきます。
また、あまりにも茂ってきた場合は秋に簡単な剪定をしても大丈夫です。
<剪定は4月~5月頃>
アオキは、樹高は低く、葉が茂ると込み合ってしまうので、枯れた枝は切り取ってしまいましょう。
翌年の「花芽」は6月ごろにできるので、剪定はそれよりも前の4~5月頃に行うのがよいでしょう。
多い枝を取り除き向こう側が見える位まで剪定するといいですよ。
<古い枝は切り取る!>
『間引き剪定』が基本です。 長く伸びた古い枝を切り取ると、すっきりします。
不要な幹や老化してコルクのようになった幹を株元から切り落とすと風通しもよくなり 全体の樹形もスッキリします。
勢いのある新しい枝を伸ばせるように古い枝を剪定しましょう。
<病気になった枝も切り取る!>
丈夫で強いアオキでも、日向・乾燥・寒さには弱いです。
夏や冬に弱ってしまうと、枝とか幹の一部がくぼんで、 赤や黒褐色に変色する「胴枯れ病」になることがあります。
この病気になった枝を見つけたら、枝元から切り取りましょう。
<肥料はさほど必要ありません!>
木を大きくしたい場合や、実をたくさんつけたい場合は春と秋の年2回株元に肥料を施します。
ただ肥料が多いと枝葉が茂りすぎて樹形が乱れてしまいます。
樹形は、自然形か自然に近い球状に仕立てると良いでしょう。