今回の建築は二世帯住宅でありながら同じ敷地内で3世帯住む特殊な環境
ご両親は 商店を営んでいらっしゃって近所の方の憩いの場にもなっています。
そこできっちりとした目隠しではなくさりげなくお互いの存在感を消す工夫の中で「雑木のにわ」を取り入れました。
二世帯住宅のススメ｜エコ建築考房新築外構工事
心地よい暮らしの要素の一つに「距離感」があげられます。
平面的になりがちな植栽のレイアウトを三次元的に配置。
大きな開口に対して立体的に目隠しを施しています。
この配置によって中からの景色にヌケができ圧迫感のない居心地のよい空間が生まれています
商店のお客様の駐車場は一段下げることによって住まいが見えにくくなっています。
それぞれの世帯の使い勝手のよいアプローチを施すことで庭にリズムが生まれます。
おばあさま用アプローチは段差の少ない平らな石を
若夫婦にはリズミカルで駐車場に最短ルート。タイパ優先で
ご両親には直線的でありながらゆっくりと歩いていただく工夫を
常用使いの駐車場には照り返しの少ない透水性の平板を採用しました
クライアント撮影の秋の風景。
落葉樹の枝の美しさが際立ちます
初夏の撮影時には緑に囲まれた美しいたたずまいに変化します。
さりげなく他人が入りくくするための結界を重みのある石材で壁をデザイン。高さを抑えることでいやらしさをなくしています。
平屋、二階建て、二階建て。それぞれの住宅が分かれているように見える適当な距離感が感じられます。
それぞれのデッキで日向ぼっこしながら会話している風景が目に浮かびますね。
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