東京インターナショナルフラワー&ガーデンショーに出展
したかったのですが国内最高峰のガーデンショーだったらしく参加はできませんでした。
会場の様子です。シティーガーデンのブースがメインで写っています。
スモールガーデン部門。何がスモールなのか定義がはっきりとしていない感じでした。
作品の良しあしより主催者側の意図がぶれている感じがしました。
すばらしい作品ばかりでしたが、印象に残るガーデンが少なくなってしまった気がします。
チェルシーでは主催者のコンセプトがしっかりとしていたため、印象深いガーデンは多かったのですが・・・。残念です。
ノールズ ガーデンさんの作品。タイトル等は不明です。
一生懸命調べたのですが、パンフレット等の情報不足のため 時間がかかりすぎます。
公式HP等にも画像は載っていません。
大きなショーなのに残念です。
画像の印象と名前が一致しません。インターネット等に画像を添付してくれれば わかりやすいのに、本当に残念でなりません。
有限会社 西海園芸 山口 陽介さんの作品。私の中でのベストガーデンでした。
長崎から資材等すべてを運び込まれたそうです。
版築。山口さんの繊細さが伝わるマテリアルでした。
「僕は庭師ではなく、庭と共に育つただの人でありたい」山口さんのお言葉です。
イギリスのキューガーデンでもお仕事をされていたそうです。どおりで空間の構成が群を抜いていました。
国内名門のザ・シーズンさん。
さすがチェルシーに出展して見えただけあって「ショーガーデン」の構成がさすがです。
ショーガーデンとしてはNO・1を取られても間違いのない作品だと思います。
加藤 恵さんの作品。
あの金髪の造園界の風雲児の山際大地さんが版築を作られたそうです。
美しかったです。
(有)御手洗造園さん。完璧な日本庭園が再現されていました。
(有)坂本造園 坂本利男さん。 テレビで拝見していたままな気さくなかたで、学校のお庭を作った時のエピソードなど、たくさん聞かせていただきました。
日本の文化「着物」を再現されています。
気勢がかんじられ、美しかったです。
有限会社 清水工業GARDENさん
株式会社近江庭園さん
坂本 拓也さん 広島の原爆後の風景を再現されていました。ニッポンタンポポを使う等こだわりの作品でした。
わが社でこれからのメインの商品として考えているツリーハウスの提案。
日比谷花壇さんのブース。緑のハンギングが素敵です。
作品は素晴らしい技術のものばかりで勉強になりました。
来年開催されるかどうかはわかりませんが、主催者側のHPやテレビ宣伝等の向上を期待するショーの内容でした。
せっかく見に行っても記憶をたどりにくいパンフレットの作り方。
作品がどこのだれのものなのかが 画像と一致せず、各企業さんも宣伝しにくそうでした。
イギリス チェルシーフラワーショーのように国営放送で連日中継していれば、全国的に話題になり 参加者のモチベーションも上がり レベルの高い大会になるはずです。
ブログでも毎日まめに更新されるブログは話題になります。
国民に興味がある話題になりえるショーなので とても残念な気持ちになりました。
日本のガーデン業界がもっと世界に通用するグローバルなものにしていきたいと本気で考えています。
これだけの技術がありながらあまり認めてもらえない、造園の芸術性。
日本国も本気で考えていただきたいです。
後から後から付いて回って政策を打ち出すのではなく、
すばらしい「人」を生み出す、また育て上げるための政策が必要だと私は考えます。
あの日産 ゴーン社長もおっしゃっていました。
国を活性化するのは「人」の力です。
優秀な子孫を残すために、庭はゆとりや癒し育てる楽しみが一度に経験できます。
< BR>個性や主張ばかりが先走っている若者ではなく主体性を持った「人」を育てるべきです。
ガーデンはそれが育める 文化 だと私は考えます。
もう 無駄遣いはしないでください。
お願いです。
関連のお勧めブログはコチラ↓↓↓